こんにちは。
久しぶりに登場、ダンナの方です。
この1ヶ月ほど、僕はワクワクしていた。
なぜって、グランピングに行くことになったから。
グランピングとは。
グラマラス(glamourous)とキャンピング(camping)を合わせた造語。
ホテルに泊まるような手軽さ、場合によってはラグジュアリー感と。
キャンプで味わえる自然体験のいいとこどり。
子どもたちが大きくなってきて、僕は以前からキャンプに行こう!と奥さんに提案していた。
だけど。
虫嫌いの奥さんは猛反対。
しょうがない、年上の子どもを連れて僕だけでキャンプに行こうかと思っていたくらいだった。
ところが。風向きが変わったのはこの春。
奥さんが急に「キャンプに行ってみよう」と言い出したのだ。
「子どもたちにも自然に触れる体験をさせたい」というのがきっかけとのこと。
どうやら真ん中の男子の小学校入学が影響しているらしい。
僕があれだけ言っても全くとりあってもらえなかったけど。
子どもの力は偉大だ。
それはともかく。わーい、キャンプだ!
ところが奥さんからの注文は多い。
話を聞けば、なるべく苦労なく過ごしたい様子。
うむ。わがままだな、奥さん。
でも君の望みは叶えてあげたい。
というわけで。
グランピングに出発!
今回グランピングサイトとして選んだのは。
清里丘の公園オートキャンプ場
夏休みに入った子どもたちを連れて出発。
荷物は普段のホテル滞在と変わらない。
唯一追加したのは、バスタオルくらい。
(のちに、これは不要だったことが分かる)
清里丘の公園オートキャンプ場には15時頃到着。
チェックインして、簡単な説明を受ける。
ここが僕たちのグランピングサイト。
ワンポールテント。
いかにもっぽい。
中にはベッドやキャビネットがあって。
知っていたはずなのだが。
僕の記憶にあるテント内(in 中学校のキャンプ)とイメージが大きく異なるものだから。
なんだか不思議な空間だ。
さて。
15時にチェックインした僕らだけど。
気をつけたいのは。
キャンプ場の夜は早いこと。
夕飯は17時頃。
消灯は21時。
もちろんキャンプ場によって差はあるだろうが。
ホテル滞在と大きく異なることは忘れてはいけない。
昼過ぎに着くと、けっこう慌ただしい。
チェックインして、自分たちの荷物を片づけて、ちょっとだけ子どもたちと遊んでいたら。
あっという間に夕飯タイムがやってきた。
ちなみに子どもたちと遊んだのはバドミントン。
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普通のバドミントンより大きなシャトルがついてきて。
末っ子4歳も一緒に遊べる。
車に積んでおくと、ちょっとした時間つぶしになる。
さて。夕飯タイム。
今晩のメニューはサラダ、ハンバーグ、アクアパッツア、ポトフ・・・
普通のキャンプだったら。
ここで米とぎから始まって、野菜を切ったり、肉を焼いたり。
炊事場とキャンプサイトの往復で大変なところ。
だけど僕らは。運んでもらった料理を調理するのみ。
まさにいいとこどり。
いや、少し時間を巻き戻せば。
チェックイン早々に、テントを立てるところから汗をかくはずだったのだ。
そこもまた。いいとこどり。
そんなお手軽キャンプの夕飯タイム。
まずはサラダ。
ボウルにドサッと地元の採れたて野菜がたっぷり。
一緒についてきたのは調味料セット。
オリーブオイル、ビネガー、塩&こしょう(in グラインダー)、醤油、乾燥バジルなど。
これらをドレッシングボトルに入れるのだけど。
ここで出会ったHARIOのドレッシングボトル。
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そして塩&こしょうが入っていたプッシュ式のグラインダー。
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最近サラダ生活をしている我が家。
1食分のドレッシングづくりにドレッシングボトルは良いし。
そのドレッシングボトルには細身のグラインダーがフィットする。
相性抜群である。
さて。
グリルではポトフを煮込みつつ、ハンバーグを温める。
何にもやっていない僕たちだが。
グリルを使うことで、キャンプしている感満載。
アツアツのハンバーグは子どもたちに大好評。
近くにある「まきばレストラン」でも提供されているというベーコン。
厚切りで旨味がしっかりスープに出ていた。
これだけで結構おなかいっぱいだが。
アクアパッツアもいい音を立てていて。
ニンニクと魚貝類の旨味がつまった一品に。
さっきまでの満腹感は忘れて堪能。
もうこの頃には子どもたちも満腹で。
奥さんと二人でゆっくり食事を楽しめた。
最後はステーキ。
まだイケるか?と聞く僕。
イケる!と答える頼もしい奥さん。
ステーキいくぜ。
高速で塩・こしょうをふる僕。
ほら、キャンプしている感あるでしょ。
そして最後はデザート。
ガトーショコラがついてきた。
ガトーショコラ in キャンプ。
絶対に普通のキャンプではやれないけど。
僕たちが味わっているのはglamourousなキャンプだから。
もう本当に食べられない!となって。
気づけばもう19時。
そろそろ消灯に向けて行動しなければ。
ちなみに。
使った食器は洗わずに、ボックスに片づけて。
ゴミ、食べ残しも所定の場所に片づける。
そう、それだけ。
汚れた網、鍋、食器の片づけはしなくていいのだ。
本当に手軽である。
片づけたら、歩いて近くの温泉+温水プール施設へ。
バスタオル、フェイスタオルともに貸してもらえた。
さっと汗を流して、キャンプ場へ。
足元をLEDランタンで照らしながらキャンプ場に戻る道中。
20時頃の山の中は本当に真っ暗で。
娘たちは怖いと言っていたが、これが自然なのさ。
同じ20時でも、都会と自然の中は違う。
これが体感できただけでも十分価値がある。
ベッドにもぐりこみ、虫の声を聴きながら就寝。
末っ子が怖がるから少しだけ明かりをつけておく。
子どもたちはあっという間に眠りに落ちた・・・
そして迎えた朝。
実は夜中に雨が降った。
テントにあたる雨音がすごく大きく聴こえて、大雨が降ったような気分だったけど。
外に出るとスッキリ晴れていた。
トイレに行くついでにぶらっと散歩。
外から見たテントはこんな感じになっている。
いつもよりゆっくりと起きた朝。
周りのキャンパーたちは朝からグリルでトーストなどを焼いている模様。
それを横目に、我が家は近くのゴルフ場レストランで朝食。
これもグランピングプランに込み込みのサービス。
和食セット。
洋食セット。
ゴルフ場の朝は早いせいか、僕らがレストランに着いたときは他に誰もいなくて貸し切り状態。
静かにのんびりと朝食を楽しめた。
ゆっくりと食事をし、気づけばチェックアウトの10時が近づいていた。
あっという間だったな。
チェックアウトしたら、昨夜行った温泉+温水プール施設を再び訪問。
今度はプールで遊んだ。
家族旅行としては最高。
プールを堪能して東京に戻る帰り道。
子どもたちのぐっすりタイム=奥さんとの貴重な会話タイム。
「グランピング、どうだった?」
「手軽で楽しかった!」
奥さんにも楽しんでもらえたようである。
奥さんいわく、唯一の心残りは焚き火らしい。
隣の本物キャンパー家族は焚き火をしていたが。
あれが羨ましかったようだ。
たしかに。
子供たちが寝静まってから、夫婦で焚き火を囲み。
お酒を片手に色々語り合うなんてのも…
またいつかやってみたい。
(21時過ぎには君も僕も爆睡だったけどね!)
奥さんのキャンプに対する心理的ハードルも少し下がった模様。
またトライしてみても良いかもしれない。
今度はグランピングじゃなくて、キャンプに挑戦か。
一式揃えるのは大変だから、その辺りはレンタルで。
ちなみに。
グランピング体験であれば都内でも可能。
こっちの方が更に手軽なことは間違いない。
初めてのグランピング。
本格アウトドア派には物足りないのだろうけど。
インテリア好き、インドア派の僕たちには十分に楽しめた。
一人、テント設営や火起こしに翻弄されることなく…
奥さんと子供たちと自然の中でゆったり過ごせたことは、何よりの思い出だ。