昨年12月。
私の実父が他界しました。
告別式のあとの、近親者だけの御斎の席。
お坊さんがこんな話をしていました。

有名な歌で
「私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません」
といった歌詞がありますが。

是非みなさんお墓に手を合わせに来てください。
人は何か対象物がないと、なかなか手を合わせにくいものです。
お墓でも、お仏壇でもいいです。

手を合わせ、故人に想いを馳せてください。
それが一番の故人の供養になります。

と、こんな内容でした。

その話を聞いたときは、特に何とも思いませんでした。
（失礼）

一通りのことが終わり、数日で東京に戻った私。
父のことを思い出さない日はありません。
実家から持たされた枕花を活けた花瓶に、毎日手を合わせ、父に話しかけるようになりました。

そんな自分の行動に気づいたとき。
冒頭のお坊さんのお話を思い出したのでした。

この花が枯れてしまったら…
次から私は何に手を合わすのだろうか？

父のことを忘れることはないけど。
手を合わすことは減ってしまう気がする。

そう思ったとき。

「お仏壇のある暮らし」

 
そんな生活を想像しはじめたのでした。
今まで我が家にお仏壇を置くなんて1ミリも考えたことはなかったのに。。。

お仏壇といえば、お寺などで見る定番の感じ。
正直、我が家のインテリアとはテイストが違いすぎる。

大きさもそれなりにあるイメージで。
我が家に置くスペースの余裕は…あまりない。

でも。探すぞー！

「おしゃれで、我が家のインテリアに合う、しかも省スペースなお仏壇」

 
というわけで。

選んだのはこちら。

A4仏壇（エーヨン仏壇） ホワイトオーク

シンプルで省スペース。
なにせA4サイズです。
ここに完全フィット。

お仏壇を設置するために本棚を整理していたのでした。
→おもちゃの片付け。パズルの片付け。

位牌もシンプルに。

やさしい位牌 天然木 ブナ土台×カリン 小さくて軽い手のひらサイズのまめ位牌

そして最低限の仏具。
ゴールドで揃えました。

虹 線香立て 火立て

火立にも香立にもなりますが、我が家では香立として使うことに。

そしておりん。

おりん 仏具【チェリン　ウッド　リン棒付き】

とても優しい音色です。
パッケージもステキ。

永く暮らしていく場所。
納得いくカタチで整えることができました。

ちなみに。
本棚に置くので防火対策もしましたよ。
安全第一ですからね！！